こんにちは!
猫のご飯に悩まされているさくみんです。
よし、猫の食事を手作りにしよう!と思って幾日か……私なりに試行錯誤してました。
少しずつでも結果をまとめていこうかなと思います。
我が家の慢性腎不全の猫、さくらのために。
そして、ミンクは腎不全ではありませんが、最近水分補給が疎かになっている感じがするのでおやつに。おいしく食べるようなら別メニューで作ってメインにするのもいいな、と。
そんなことを企み作っていきます。
手作りで大切なこと
・新鮮なものを使う(とくに肉、魚)
・毎回同じレシピは避ける
・手作りのみにするなら高度な知識と栄養計算を!
・なんでも制限しまくればいいわけではない
手作りしようと思い、いろいろ調べていくと上記4つがとくに大切だと思いました。
猫のご飯に使うものは新鮮なものを。古くなったものは人間が食べています(笑)
腎不全のためのご飯はどうしても制限しなくてはならないもの。
でも制限しすぎても、今度は不足した栄養のせいで他の病気になったりもします。
たんぱく質やリンを制限しまくってもそれはそれで猫の体の維持に影響があるのです。
他の栄養素も関係してきますし、完全な手作りにするには高度な知識と計算、そして手間が必要だとわかりました。
1回で完全な栄養配分をする必要はありませんが、毎回同じレシピだと栄養も偏るので、レシピはローテーションするのがいいです。
今後、私が作っていくご飯のレシピは載せていきますが計算したのはごくわずかな栄養素のみです。
そして仕事行ってる間はいつでも食べれるようにドライフードが置いてあります。
我が家は完全な手作り食ではありません。
今後レシピと、私なりの根拠を書いていきますが、参考程度がオススメです。
つまり自己責任で!
作る前に
まず私はテキトーに2回ほど作ってみたんですよね。
それは失敗でした。
1回目は今までの市販の腎臓ケアウェットフードに混ぜても食べてくれました。
2回目からなんか食い付き悪い……??フードを残すようになりました。
ただ食欲がなかっただけかもしれませんが。
せっかく作っても食べてくれなかったらガッカリします。
そこで私は思ったのです。
あれ?私ってこの子達の好み知らなくない?と。
肉が好きなのか、魚が好きなのか、それすらもわかりません。
ということで調査から始めることになりました。
出汁を知る
猫は味がほとんどわかりません。
嗅覚と温度で食べるそうです。
そう、嗅覚……たしかにご飯食べる前にスンスンしていますよ!
ということで、まずは基本の出汁から好みを探ることにします。
というか、出汁を入れるなら出汁の好みが一番大切なんじゃないかなと思いました。
私が試した出汁
・昆布出汁
・かつお出汁
・鶏ガラスープ
もちろん顆粒出汁ではなく、素材からちゃんと出汁を取ります。(鶏ガラスープ作るの実は人生初めて)
ちなみに煮干しは避けました。リンの含有量が煮干し自体に多く、どれくらい溶け出すかわからなかったのです。
健康的な子ならいいけど、できるだけリンを抑えたい腎不全の子なので一応やめておきました。
かつお出汁は煮出すことはやらず、沸騰して火を止めてかつお節を入れ、早めに取り出しています。
これらのスープをスープのみで飲んでくれたものだけ使うことにしました。
ちなみに鶏ガラスープは2匹とも好きではないらしく、飲みませんでした。
好みの素材を知る
肉だったり魚だったり野菜だったり……
まず大切なのは新鮮なこと!
そんなに大量に使わないと思うので、残りはさっさと人間の食事に使ってください。
しかしこの手法はあまりうちの猫達には合わず……素材だけにすると食べませんでした。
さくらは鶏肉だけの物も食べませんでした。
チキン系のキャットフード食べるんですけど、謎です。
単体で食べる子はよく食べてくれる食事作りへの近道になりますので、ぜひ試してみてください。
参考にしたもの
調べるとほんとにサイトによって意見が違いすぎます。
私はプロですって雰囲気を出した記事でも違いまくります。
何を信じたらいいのかわかりません。
この食材使っていいよっていうサイト、食べさせちゃダメだよってサイト、どっちだよと思う私。
今後、私は以下のものを信じてレシピを組み立てて行きます。
コルディというサプリの会社の記事と、食品の栄養の記事は栄養計算のデータに使いました。
あと、猫の栄養についての書籍です。
![]() |
【須崎恭彦獣医師著】愛猫のための症状・目的別栄養事典 【書籍 手作りごはん レシピ 本】P19May15
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↑この書籍は、手作りするなら持っておいて損はない本だと思います。
食品の栄養について書いてあります。
あと、栄養計算頑張らなくても猫は調整能力あるしいつも同じもの食べたりしなきゃ大丈夫だよ!って感じの内容です。
そして、腎不全の子が気を付けたい栄養素許容量の計算の元データなんですが……ブックマークしたと思ったらできてなくて、検索ワードも忘れたので探し出せてません。
その方の記事はどこかの掲示板をもとにデータを取ったというものでした。
数値だけ私はメモ取っといたわけです。
その掲示板もプロではなく、その記事を書いている方もプロではありません。
その辺も含めて参考にしてください。私も参考程度です。
大きく外れなければいいかな程度に見ています。
許容量
1㎏あたり
タンパク質 2.75g~3.75g
リン 0.0325g~0.0625g
ナトリウム 0.0375g~0.05g
さくらは3.6kgなのでそれで計算し、数値を見比べています。超えたりしてますけどね。
記事を見つけれたら貼り付けますね。
こんな感じでレシピを作りつつ、さくらやミンクの体調に合わせていけたらなと思います。
完璧なレシピ希望の方はちゃんとしたプロに依頼したほうがいいですよ!
自分なりに調べてまとめたもの
猫の慢性腎不全とタンパク質(老廃物と良質なタンパク質) - 保護猫さくらとミンクの仲良し計画
レシピ集
手作りご飯のレシピ1【慢性腎不全・腎臓病の猫向け】 - 保護猫さくらとミンクの仲良し計画
手作りご飯のレシピ2【慢性腎不全・腎臓病の猫向け】 - 保護猫さくらとミンクの仲良し計画