こんにちは!
猫飼い初心者のさくみんです!
我が家の慢性腎不全の猫、さくらは腎炎をきっかけに皮下点滴が必要と言われました
そして、自宅で皮下点滴をやることになったのです
初めてさくらに針を刺したとき、緊張しました
失敗すると痛い思いをさせてしまうし、私も慣れてないしで不安で一杯です
家で皮下点滴やる時、どうやればいいのか悩みました
点滴もらってはい終わり。ではないのです
私なりにお互い少しでもやりやすいようにといろいろ考えて準備してみました
点滴を拒否することもありました
そんな時にもらったアドバイスを書いた記事です。困ってる方のヒントに少しでもなればと思います↓
点滴をする前に
まず、点滴ぶら下げるアレがないですよね
名前わからないけど、点滴引っかけてキャスターまでついてるやつです
一軒家でスペースある家は買ってもいいと思います
変なところにかけるより安定しますし
しかし我が家はマンション!スペースはわずかです!
なので、家の中で引っ掻ける所を探しました
カーテンレールはうちは引っ掛けられないタイプなのでムリ
椅子は低すぎてムリ
キャットタワーの最上段にでかいS字フック引っ掛けてますって知り合いに教わったけどムリ(大きいのは仲悪いミンクのテリトリー)
そして見つけたのがさくら部屋のクローゼットです
旦那が使用してます
そこにフックを引っ掛ければなんとかなりそうです٩( 'ω' )و
そして必須かなと思うのが計りとシュコシュコ加圧するやつ
Amazonで手ばかりと、加圧バッグで検索したら出てきました
手ばかりは「シンワ測定手ばかり500グラム」にしました
うちは250mlの輸液と加圧バッグの重さが500g以内なので
加圧バッグは「Ethoxインフュサージ加圧バッグ500ml用」です(一番安かった)
大は小を兼ねるということでこれにしました
というか250ml用なんてなかったのです
この上の画像の白のが加圧バッグで、それにフックがついているので輸液バッグをひっかけて、シュコシュコ空気入れるとパンパンになり輸液の袋を圧迫してくれるというもの
針刺してるのであまり動けないということもあってこれは重宝してます
手を離せるほどおとなしい猫さんなら、手で点滴パック圧縮してもいいと思います
うちは離せないだろうと思ってたので最初から買いました
獣医さん「え、加圧バッグ買ったの?Amazonで?うちが買ってるやつより安い……ていうかなんでもあるなぁ(´•᎑•`)」
はい。だいたい通販でなんとかなりますよね
ありがたい世の中です(*˙˘˙)♡
あと、とくに寒い季節いいかなと思って使ってるのがゆたぽんです
レンチンであっためる湯タンポですね
輸液は湯煎するとはいえ、チューブ通ってる間に冷えると思うんですよ
湯煎中
下のタオルもオレンジなんでわかりにくいですが、薄いオレンジのやつがゆたぽん
この上にさくらの上半身を乗せてます
これであったか~いって少しでもリラックスしてくれたらなぁと
点滴のやり方
これはあくまで我が家でのやり方で、正しいというわけではないので参考程度に見てもらえればと思います
ちなみに病院でやってた方法をできるだけ再現したものです
皮下点滴時、針を刺す時は暴れないように旦那がおさえます
後ろから包み込むように
暴れるほどではないんですけど、隙があれば逃げるので気が抜けない役割です
あと、床でやるとおさえてる方も刺すほうもやりにくいので、BOX型の椅子にバスタオル敷いてやってます
中に点滴グッズを入れちゃってます
点滴に空気が入ってたりする時にピャーってちょっと輸液をバスタオルに出すのでタオルもあると楽です
そしてこれはすごく意味がない気がしますが、YouTubeで猫がリラックスする曲を検索してかけてます(笑)
リラックスしてるのかな?
針刺されて怒ってるけど
針刺すのは実際に病院で指導してもらったほうがいいです
簡単に言うと、肩甲骨あたりの皮膚をガバッと取って針を斜め45度くらいの角度で刺す
刺したあとは皮を持ち上げてた手を離して針も水平にします
あとは点滴を入れていくだけ
まったく入らないときは針の方向を変えたりするといいと言われましたが、それも恐いので結局は刺し直してます
針刺してからは痛くないらしく、唸ることもなくじっとしててくれます(たまにずっと唸ってる)
できるだけずっと声をかけながら、大体6分~10分くらいかけて輸液を入れてきいます
抜くときも少し痛いのか唸ってるけど、もう終わりだから許してください
皮下点滴をすることについて
さくらがうちに来てから約3ヶ月
あまり信頼関係も築けてないのに、毎日拘束して針刺して……人間不振になってしまうかも、と思ってました
逃げ足は早くなったかもしれません
でも、撫でればゴロゴロいってくれるし、向こうから来てくれることもあります
ほんとに暴れて嫌がるようなら、寿命は縮まるけど覚悟を決めてやめようかと思ってました
しかしさくらは嫌々ながらも受け入れてくれたんだと思います
ムリな延命はするつもりはありませんが、脱水も尿毒症も苦しいようなので、食べて遊んでゴロゴロいってる間はできる限りのことはしていきたいと思ってます♪